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幻想水滸伝ティアクライス セリフ集
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~スヴァトゴル山・入口~
シグ (驚愕)
うっっっわ!!
やっと砂漠越えて来たってのに
もっと暑いじゃねえか!
ヴァズロフ (通常)
スヴァトゴル山は火山だ。
暑いのは仕方あるまい。
ルギエニクはこの先だ。
行くぞ。
シグ (笑顔)
おう!
~ルギエニク~
ヴァズロフ (通常)
ここが我等リジッドフォークの都、
ルギエニクだ。
シグ (驚愕)
ふわ~~~!
すげえ!
これ、落ちたら死ぬだろ!?
よくこんなとこに住んでんな!
ヴァズロフ (笑顔)
ふはははははは!
おまえたちの城とて一番上から落ちれば
無事ではすまんだろう!
それでもおまえたちは
あそこで暮らしておるではないか!
シグ (苦笑)
いや、そりゃまあ
そうだけどよ…
ヴァズロフ (通常)
さて、まずは族長ガシュガルに
話を通さねばならん。
ついて来てくれ。
シグ (通常)
おう!

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~本拠地・剣士団詰所~
ユラ (通常)
これはシグ様。
わたくしに何か?
シグ (通常)
いや、こいつがな?
あんたに話があるって。
ツァウベルン (笑顔)
そうなのだよ!
マユラ姫!
ユラ (通常)
…はい?
ツァウベルン (笑顔)
おお、はいと返事をしたね!?
やはりあなたは
マユラ姫だったか!
ユラ (笑顔)
いえ。
知らない名前で呼ばれましたので
聞き返させていただいただけですわ。
ツァウベルン (通常)
おや、違ったかな?
あなたは北辰皇国の戦巫女、
マユラ姫に間違いないと思ったのだが。
シグ (驚)
いくさ…みこ?
ツァウベルン (通常)
うむ。
北辰皇国では戦争も神事だと
考えられていてね。
戦いそのものが
神への捧げ物というわけだ。
で、皇国七天将にはひとりずつ
いくさを神に届ける役目を担う
女性の聖職者がつき従っている。
それが戦巫女だ。
シグ (驚)
は~~~…
ユラ (笑顔)
驚きました。
よくご存知ですわね。
ですが、そのような雲の上の方々と
間違われましても
恐れ多いばかりでございます。
(通常)
確かにわたくしは
北辰皇国の出身ですけれども
一介の武芸者にすぎません。
ツァウベルン (通常)
アストラシアの剣の姫と
互角に剣を交えておいて
一介の武芸者でもあるまい。
戦巫女は神事を担うばかりでなく
自ら剣を取っても
戦神の申し子のごとしと聞く。
それに、天将ダイゴの戦巫女マユラ姫が
単身国元を離れたとのウワサも
耳に入っているんだがね。
ユラ (通常)
それでわたくしをマユラ様と?
失礼ながら
ウワサはウワサでございましょう。
ツァウベルン (通常)
そうかな?
ウワサというのはあれでなかなか
バカにならないものだよ。
ユラ (通常)
さようでございますか?
では、わたくしもひとつ
面白いウワサをご披露いたしましょう。
(笑顔)
ライテルシルトの六大公家筆頭、
ハルニッシュ家の次期当主様は
高いところがたいそうお好きだとか。
ツァウベルン (笑顔)
ほう!
ライテルシルトの軍人である私も
そんなウワサは初めて聞くな。
事実とすればあの方と私は
同好の士というわけか!
これは面白い! ははははは!
ユラ (笑顔)
ええ、本当に。
ふふふふふ。
シグ (困)
…なにがおかしいんだか…
ユラ (通常)
そのお方、六大公家の中でも特に
国外の情勢に明るくていらっしゃると
聞き及んでおります。
協会のことなど、
どうお考えなのでしょうか。
きっとフィルヴェーク団とも
協力できると思いますのに。
ツァウベルン (通常)
そのフィルヴェーク団の中に
あなたも入っているのかな?
ユラ (笑顔)
もちろんでございます。
ツァウベルン (通常)
ふむ…なるほど。
(笑顔)
では、失礼するとしよう。
ぶしつけな質問をしてしまったが
気を悪くしないでくれたまえ。
ユラ (通常)
いえ。
お気遣いありがとうございます。
シグ (驚)
えっ!?
もういいのか?
ツァウベルン (通常)
ああ。
おおよそのところはわかった。
今はこれで充分だ。
シグ (困)
…なにがわかったんだか
ぜんっっっぜんわかんねえ…
ツァウベルン (笑顔)
ははははは!
それでいいのだよ。
(通常)
では、ユラ殿。
今後ともよろしくお願いする。
ユラ (笑顔)
はい。
こちらこそ。
シグ (困)
…???
   

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~クエスト「もうひとつの任務」を受けると~
シグ (困)
またわけのわかんねえことを…
何をどうするんだか
ちゃんと書けっての。
モアナ (真剣)
まあまあ。
本人に聞けばいいじゃん。
ウチにいるんだから。
シグ (通常)
だな。
ツァウベルン (笑顔)
やあ、これはこれは。
私の依頼を聞き届けてくれるのだね?
ありがたいことだ!
シグ (考)
いや、だからな?
もうひとつの任務につきあえとか
言われても、オレは何すりゃいいんだか
これじゃ全然わからねえだろ。
ツァウベルン (笑顔)
ああ、それは申しわけない。
ただ、詳細を全部書くと大長編の
依頼状になってしまうのでね。
要点だけをかいつまんで
書かせてもらった。
モアナ (真剣)
いやいや。
要点かいつまんでないから。
シグ (考)
で、結局どうしたいんだ?
ツァウベルン (通常)
うむ。
単刀直入に言うとだな。
この城に北辰皇国から
来ている者がいる。
その人物の意図や目的を聞きたい。
シグ (驚)
北辰皇国?
ツァウベルン (通常)
協会領のさらに北にある国だよ。
他国と全く国交を持っていないので
君が知らないのもムリはないが。
モアナ (通常)
あたしたちランブル族も
北辰皇国でだけは商売できないんだよ。
だって、中に入れてくれないんだもん。
シグ (驚)
へ~~~…
そんな国があるのか。
ツァウベルン (通常)
あそこはまさに謎の国でね。
内部の情報が他国に伝わることは
ほとんどない。
ひとつの道の協会に対して
どういう方針を取っているのかも
今まで全くわからなかった。
だから、一部では
北辰皇国は密かに協会と
結託しているとまで言われている。
シグ (驚愕)
そうなのか!?
ツァウベルン (笑顔)
ただの推測だよ。
証拠は何もない。
(通常)
が、その北辰皇国の者が
フィルヴェーク団に
参加しているとなると…
私としては
真意を確かめさせてもらう必要が
あるのだよ。
(笑顔)
とは言え、君が仲間と認めた人物を
コソコソかぎ回るのは
やはり道義に反すると思うのでね。
モアナ (通常)
シグに
立ち会ってもらいたい、と。
ツァウベルン (笑顔)
そういうことだ!
シグ (困)
まあ、それなら
つきあってやるけど…
そんな国から来てるヤツなんて
いたかなあ。
ツァウベルン (通常)
いるだろう?
素性の知れないのが。
シグ (笑顔)
ああ、いっぱいいるな!
ツァウベルン (通常)
やれやれ…
それで平然としている君も
相当なものだが…
(笑顔)
では条件をしぼろう。
このあたりでは見かけない装束で、
恐ろしく剣の腕が立つ若い女性だ。
シグ (通常)
選択肢
①ああ、あいつか!
②…誰だ?
  ①を選択した場合
ツァウベルン (通常)
そう、たぶんそのあいつだ。
  ②を選択した場合
ツァウベルン (笑顔)
ははははは!
わざとトボけているのかい?
君も人が悪いね!
  (選択で変わるのはここまで)
ツァウベルン (通常)
ともかく、その人物と会見したい。
一緒に来てくれ。
   

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~クエスト「発掘の手伝い」を受けると~
シグ (考)
あいつら…帝都掘るのを
オレたちに手伝えなんて…
モアナ (考)
どんな神経してんだろうね!
シグ (真剣)
…って言っても、
あいつらだって自分の世界が
なくなっちまってるんだし…
ムゲに断るのもなあ。
モアナ (驚)
そりゃまあ…
そうだねえ…
(クエスト終了後、シャムスとマナリルを連れて行くと)
ノフレト (笑顔)
ああ、来たかい。
皇太子さん、お姫さん。
あんたらがそろうの待ってたよ。
シャムス (通常)
ぼくたちに…何か?
ノフレト (通常)
渡すモンがあるんだ。
この部屋だけじゃなくて、
ここらあたりの大きな建物、
ざっと掘ってみたよ。
で、わりとキレイに掘り出せたのは
こんなとこなんだが…
わかるのはあるかい?
マナリル (驚)
あ、ああ…
これは…お母様の…!
シャムス (驚)
こ、こっちは父上の…
これは、シャイラ様が…
ノフレト (笑顔)
そうかい、あったかい。
(通常)
じゃあそれ全部、あんたらに
引き取ってもらおうかね。
シャムス (驚)
えっ…?
シグ (驚)
どういうことだ?
ノフレト (通常)
遺跡ン中に埋まってるモンはね、
どんなお宝だろうと
石コロと変わりゃしない。
そいつを土の底から出して、
欲しがってるヤツの手に渡してこそ
意味も値打ちもあるってもんだ。
(笑顔)
だからあたしらは
盗掘屋なんかやってんだよ。
シャムス (驚)
そ、それでは…
シグ (真剣)
おまえら…
これをシャムスやマナリルに
渡すために…
マナリル (驚)
あ…
ノフレト (笑顔)
おっと、カン違いするんじゃないよ?
慈善事業じゃないんだからね!
シグ (考)
なんだよ!
売りつけようってのか?
ノフレト (笑顔)
そういうこった。
(通常)
もっとも、お代はもう
体で払ってもらったけどね。
シグ (驚)
えっ!?
ノフレト (笑顔)
あんたら、ここ掘るのに
人手貸してくれたろ。
あれでチャラだ!
シャムス (驚)
ああ…!
マナリル (困)
あ…ありがとう…うぐっ…
ありがとう…ございます…
うっ…ううう…
シャムス (困)
父や…母に代わって…
お礼を…くっ…
申し上げます…っ!
ノフレト (笑顔)
ほらほら、泣くんじゃないよ!
こっちが恥ずかしいだろ!
シグ (笑顔)
あんた…
強突張りの守銭奴かと思ってた。
ごめん、謝る。
ノフレト (通常)
よしな!
強突張りの守銭奴でいいよ。
…にしても…
ひどい話じゃないか。
この子たちの国も、
あたしらの世界も消えて…
なのにほとんど誰もおぼえてない。
これ全部、
協会ってヤツらの仕業なんだろ?
シグ (真剣)
そうだ。
ノフレト (通常)
そいつは…
見過ごすわけにゃいかないね。
シグ (真剣)
あんたも手伝ってくれるか?
ノフレト (笑顔)
ああ。
その協会とやら、土台から
掘り崩してやろうじゃないか。
シグ (笑顔)
そうか!
頼むぜ!
  『ノフレト』が仲間となった
手下2 姐さん!
オレたちも…
ノフレト (通常)
ああ、あんたたちはここで
仕事、続けな!
手下1 ええっ!?
そんな!
ノフレト (通常)
まだ手ぇつけてないとこも
たくさんあるんだ。
掘れば他にもなんか出るさ。
この子たちみたいに
縁のあるヤツがいるなら、
返してやりたいだろ。
手下2 …わかりました!
さすがは姐さんだ!
ノフレト (笑顔)
見つけたブツは全部
あたしに見せるんだよ!
ネコババしたら埋めるからね!
手下1 へ、へいっ!
もちろんですっ!!
ノフレト (笑顔)
…ってことで、
かまわないかい?
シャムス (笑顔)
…ええ。
マナリル (笑顔)
お、お願いします…
   

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~埋没した帝都・帝国魔道院跡~
  (シャムスとマナリルを連れて行くと)
ノフレト (笑顔)
おや?
また来たのかい?
シグ (通常)
連れて来たぞ。
ノフレト (通常)
…なに?
マナリル (困)
あ…
シャムス (通常)
あなたがたですか…
ここを掘り返していると言うのは。
手下2 あ…!!
あ、あ、姐さん!
このガキ…いや、お方は
サルサビルのシャムス王ですよ!
ノフレト (通常)
ええっ!?
手下2 ここへ来る前にサルサビルで
食糧を調達したでしょう!
その時にちらっと見ました!
ノフレト (通常)
じゃあ…ホンモノかい!?
シャムス (通常)
ええ…そうです。
今はサルサビルの国王と
呼ばれていますが…
つい先日まで…
ジャナム魔道帝国の
皇太子…でした。
ノフレト (通常)
ジャナム…魔道帝国…?
シャムス (通常)
そして、こちらが妹の…
つまりジャナム帝国皇女の…
マナリルです。
マナリル (困)
はい…
国を離れる前は…ずっと…
この部屋で暮らしていました…
ノフレト (通常)
なんだって!?
  (暗転)
ノフレト (通常)
な、なるほどね…
こいつは…信じるしか
なさそうだ…
手下1 あ、姐さん!?
まさか!
ノフレト (通常)
まさかもなにも、
他に説明がつかないだろ!
それにあたしも…
ずっと考えてたんだよ。
こないだ、そこの坊やに言われたろ。
なんか忘れてる気がしないか、ってさ。
シグ (苦笑)
ああ、そんなこと言ったなあ。
ノフレト (通常)
言われてみりゃ…確かに
妙な気はするんだよ。
いろいろとね。
シャムス (通常)
では…あなたがたも
他の世界から、この砂漠と共に
現れたということですか…?
ノフレト (通常)
そうなるだろうね。
あんたたちの話が正しいなら。
手下2 そ…そんな…
オレたちの世界は…
き、消えちまったのか…?
ノフレト (通常)
オタオタすんじゃないよ!
さっさと仕事、続けな!
シャムス (通常)
えっ…!?
手下1 姐さん!?
ノフレト (通常)
あんたらの話はわかった。
信じる。
けど、あたしらの仕事は仕事だ。
マナリル (驚)
そんな…
シグ (怒)
おい!
話が違うじゃねえか!!
ノフレト (通常)
あたしらも
遊びでやってんじゃないんだよ。
やめるわけにゃいかないね。
シグ (怒)
このっ!!
シャムス (通常)
シグさん!
いいんです!
シグ (驚愕)
シャムス!?
シャムス (困)
この街を今のまま保っておいても…
帝国の民が戻って来るわけでは
ありません…
それよりは…
今、ここで生きている人の
役に立った方が…
マナリル (真剣)
わ、わたしも…
お兄様と同じ考えです…
シグ (困)
おまえら…
ノフレト (通常)
………
ノフレト
(ループ)
(通常)
悪いが、邪魔しないどくれ。
あたしらも信念があって
やってることだからね。
   

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