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幻想水滸伝ティアクライス セリフ集
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~ミスラト川・兵士が立ちふさがっているところ~
帝国の兵士 この先は現在、我が帝国軍の
管理区域となっています。
立ち入りは控えて下さい。 
~ラザの砦を見て~
アスアド (通常)
あれがラザの砦です。
シグ (驚)
へえ…
(真剣)
もとは帝国の砦だったって
言ってたよな。
アスアド (通常)
ええ。
残念ながら協会の侵攻を受け
占拠されてしまいましたが。
その上、奴等は勝手に手を加えて
すっかり協会風の建物に
変えてしまった。
シグ (真剣)
そっか…
アスアド (笑顔)
もう少し近くまで行ってみますか?
冥夜の剣士団も来ているようです。
シグ (通常)
ああ。
~冥夜の剣士団と合流~
シグ (笑顔)
よっ!
アスアド (通常)
どうだ? メルヴィス。
メルヴィス (通常)
周囲の地形はだいたい把握した。
問題ない。
若い剣士 (考)
………
シグ (驚)
ん?
若い剣士 (考)
おまえらか?
フィルヴェーク団ってのは。
シグ (通常)
そうだけど。
若い剣士 (通常)
皇帝に対等の口をきくって言うから
どんなスゴいヤツかと思えば
ただの田舎者じゃないか!
次の作戦には
おまえらも参加するらしいけど
オレたちの足を引っ張るなよ?
メルヴィス (通常)
ロベルト、やめろ。
ロベルト (怒)
いいや! 言わせてもらう!
姫様はおまえらのこと
ずいぶん買ってるみたいだけど
オレは認めないからな!
シグ (驚)
姫様?
誰だそれ?
ロベルト (怒)
バカにしてるのか!?
クロデキルド様に決まってるだろう!!
シグ (驚)
へ?
アスアド (通常)
クロデキルド様は
アストラシア王国の第一王女にして
王室騎士団長でもあったんですが…
(笑顔)
聞いてませんか?
シグ (驚)
初耳だ!
ロベルト (考)
なんだ、そんなことも
知らなかったのか?
これだから田舎者は!
シグ (通常)
選択肢
  ①別に知らなくても困らねえし。
  ②バカじゃねえの?
①を選択した場合  
ロベルト (考)
なに?
シグ (通常)
本人が言わなかったってことは
オレたちに剣士だって
思っててほしかったってことだろ。
じゃあクロデキルドは
クロデキルドでいいじゃねえか。
ロベルト (怒)
お、おまえ!
姫様を呼び捨てにしたなっ!?
②を選択した場合  
ロベルト (怒)
なんだとっ!?
シグ (困)
おまえ、シトロ村の村長の名前
知らねえだろ?
それでオレが
そんなことも知らねえのか、って
自慢したらどうする?
ロベルト (通常)
はっ!
バカバカしい!
シグ (苦笑)
さっきおまえが言ったの、
それと一緒じゃん。
ロベルト (驚)
なっ…
アスアド (笑顔)
くっ…
ロベルト (通常)
あ、アスアド殿!
何がおかしいのですかっ!!
アスアド (笑顔)
い、いや、これは失敬…
ロベルト (怒)
こ、こ、この…
(選択肢で変わるのはここまで)
メルヴィス (怒)
ロベルト!
ロベルト (考)
だってこいつが!
メルヴィス (通常)
それはもういい。
砦に動きがある。
シグ (驚)
えっ!?
メルヴィス (通常)
砦からひとり出て来た。
少し遅れて協会の兵士が何人か…
アスアド (通常)
先に出たひとりが
追われているのか?
シグ (真剣)
協会から逃げて来たんじゃねえのか!?
だったら助けなきゃ!
  (シグが走り出す)
アスアド (驚)
あ!
シグ殿!?
  (全員ついて走り出す)
   
   

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~エル・カーラル・皇宮~
  (シグたちが皇宮から去ろうとする)
クロデキルド (通常)
我々も行くか。
メルヴィス (通常)
はっ!
??? 待つがよい!
アスアド (驚)
こ、これは皇帝陛下!
ダナシュ8世 (考)
余からも少々頼みたいことがある。
クロデキルドよ、残ってくれぬか。
アスアド (驚)
っ!?
シャイラ (怒)
ふん…
クロデキルド (通常)
…わかりました。
  (クロデキルド、メルヴィスに向き直る)
クロデキルド (通常)
ラザの砦の偵察は
おまえが指揮をとれ。
人選は任せる。
メルヴィス (通常)
御意。
クロデキルド (笑顔)
頼んだぞ。
アスアド (怒)
くっ…
シャイラ (通常)
………
シグ (驚)
???
~皇宮から出た後・無背景~
アスアド (怒)
おい! メルヴィス!
いいのか!?
メルヴィス (通常)
何がだ?
アスアド (怒)
陛下がクロデキルド様を残した理由、
おまえもわかってるだろう!?
ほっといていいのかと言ってるんだ!!
メルヴィス (通常)
あの方なら大丈夫だ。
アスアド (悩)
どうして言いきれる!?
心配じゃないのか!?
メルヴィス (通常)
冥夜の剣士はあの方を信じ
あの方の命に従うだけだ。
先に行くぞ。
アスアド (驚)
おい、待て!
(怒)
くっ…
シグ (困)
お~~~い。
アスアド (通常)
はっ!?
シグ (困)
なにがどうなってんだ?
アスアド (笑顔)
い、いえ!
なんでもありません!
(通常)
ラザの砦はミスラト川の
北の支流に沿って北上した先です。
我々も行きましょう。 
~皇宮~  
シャイラ (通常)
陛下がクロデキルドに
何の用かって?
(怒)
前に言ったろ。
陛下は誰かさんを
4人目にしたがってるって。
(通常)
ま、あんたたちには関係ないことだ。
頼んだことをきっちり
やってくれりゃいいんだよ。 
シャイラ
(ループ)
(通常)
ラザの砦のまわりを
見て来るだけでいいんだ。
余計なことはするんじゃないよ!
   
   

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~第一皇妃シャイラの依頼を受ける~
モアナ (笑顔)
じゃ、行ってらっしゃい。
詳しい話はエル・カーラルの皇宮で
聞いてね!
~皇宮~  
アスアド (笑顔)
おお、シグ殿!
シャイラ (通常)
悪いねえ、帰ったばっかりだったのに
また呼び出しちまって。
シグ (通常)
いや、そりゃいいけど
頼みごとって何だ?
シャイラ (通常)
今日は皇妃としてじゃなくて
魔道兵団総帥としての用事だよ。
シグ (驚)
総帥?
シャイラ (笑顔)
そ。
ジャナム帝国魔道兵団総帥、
シャイラ大将軍たあ、あたしのことだ!
シグ (驚愕)
えええっ!?
シャイラ (通常)
なんだい、失礼な子だね!
女のクセに、とか思ってんのかい?
シグ (通常)
選択肢
  ①…悪かった。
  ②いや、そうじゃなくて。
①を選択した場合  
シャイラ (通常)
わかりゃいいけどさ。
だいたいあんた、
クロデキルドが剣士団の長なのは
別に何とも思わないんだろ。
あたしが大将軍だと
なんで驚くんだい?
クロデキルド (通常)
シグ殿は
私を女とは見ていないと
いうことでしょう。
シグ (驚)
いや、別にそんなことは…
アスアド (怒)
そんなことはありませんっ!!
  (間)
クロデキルド (通常)
………
メルヴィス (通常)
………
シャイラ (通常)
…なんであんたがそんな
ムキになってんだい?
アスアド (通常)
はっ!?
い、いえ、何でもありません!
そ、それよりもシャイラ様!
そろそろ作戦の方を!
②を選択した場合  
シグ (困)
そのカッコで大将軍とか言われても。
シャイラ (通常)
ふん、
カッコで戦争するわけじゃないだろ。
シグ (困)
いや、そのカッコじゃ
しねえだろ。
シャイラ (考)
ほほお、まだ言うか…
アスアド (笑顔)
あの、シャイラ様。
そろそろ作戦の方を…
(選択肢で変わるのはここまで)
シャイラ (通常)
ああ、そうだったね。
この子が余計なこと言うから
脱線しちまったよ。
シグ (困)
オレのせいかよ。
シャイラ (通常)
さて、今日来てもらったのは
ラザの砦の偵察を頼むためだ。
アスアド (通常)
ラザの砦はミスラト川に沿って
北上したところにあります。
もともとは我が帝国の砦でしたが
残念ながら先年の戦いで
協会に占領されたままです。
シャイラ (通常)
近々、その砦を奪い返す作戦がある。
冥夜の剣士団とフィルヴェーク団にも
参加してもらうつもりだ。
けど、あんたたち
あのあたりの地理には
不案内だろ?
クロデキルド (通常)
はい。
シグ (通常)
オレたちも行ったことねえから
わかんねえな。
シャイラ (通常)
だから、作戦の前に直接見に行って
どんなとこなのか
頭に入れといてほしいんだよ。
ま、偵察って言うより
あんたたちに慣れてもらうのが
目的だね。
クロデキルド (通常)
了解しました。
シグ (驚)
は~~~…
シャイラ (考)
あたしが大将軍だって
納得いったかい?
シグ (ニヤリ顔)
ちょっとだけ。
シャイラ (通常)
口の減らない小僧だねえ…
アスアド (通常)
フィルヴェーク団は
まだ我が国に慣れていないので
案内役として私が同行します。
シグ (笑顔)
そりゃありがてえ!
よろしく!
シャイラ (通常)
剣士団の方は大丈夫だね?
クロデキルド (通常)
はい。
ラザの砦の所在だけなら
承知しております。
シャイラ (通常)
じゃ、任せた!
砦のまわりを見て来りゃいいんだから
協会の兵隊にやたらと
つっかかったりするんじゃないよ!
(怒)
特にシグ!
シグ (困)
しねえよ。
   
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~レーツェルハフト城~
~エントランス~  
モアナ (笑顔)
ああ、シグ!
さっそく帝国から頼みごとが来てるよ。
それもみっつも。
シグ (驚)
みっつぅ!?
モアナ (真剣)
そ。
第一皇妃と第二皇妃と
第三皇妃からだってさ。
シグ (困)
ええ~~~?
どういうことだよ?
モアナ (真剣)
ほらほら、イヤそうな顔しない!
(通常)
帝国からの頼みごとは
聞く約束じゃん。
みっつともキッチリやんないと
信用に関わるからね?
シグ (困)
けど、3人が3人とも
バラバラに頼んで来るってのは
よくわかんねえなあ。
モアナ (笑顔)
いいじゃん、
それだけみんなに
頼りにされてると思えば!
シグ (ニヤリ顔)
ま、それもそうか。
モアナ (通常)
じゃ、受ける時は
あたしんとこに来てね!
~作戦室~  
リウ (通常)
帝国にしてみりゃ、このあたりが
協会のモンになるのはシャクだ。
かと言って自分たちのモンにしたら
ずっと軍隊を置いて守んなきゃ
いけねー。
だから、オレたちを利用して
守らせとけばいーや。
ってのがホンネじゃねーかな。
リウ
(ループ)
(真剣)
こっちもせいぜい帝国を
利用させてもらうつもりでいりゃ
いーんだけどさ。
~2階ホール~  
ジェイル (通常)
オレたちの城か…
気が引き締まるな。
マリカ (考)
お妃さま3人とも
頼んでくるなんて…
なんだかなあ。
~書の部屋~  
ムバル (真剣)
シグさんや
マリカさんだけでなく
他のお仲間も星の印を…
(通常)
いや、驚きました!
帝国では、魔道の素質のある者を
全土で選抜し魔道院に呼び寄せて
書に触れさせているのですが…
星の印を得られる者は
ほとんど皆無に等しい!
(真剣)
帝国とフィルヴェーク団…
なにが違うのでしょうか…
ムバル
(ループ)
(通常)
ここにいると
研究しがいのある題材が
いくらでも見つかりそうですよ。
~酒場~  
ローガン
(ループ)
(真剣)
帝国はどうも
下手に出すぎている気がする。
私の取り越し苦労ならいいんだが。
~裏門~  
ランブル族の男 俺は荒事は得意じゃねえからよ。
この城のまわりの見張りとか
見回りとかやらしてもらうぜ。
~エントランス~  
モアナ (通常)
帝国から頼みごとが来たら
あたしが受けつけとくから
聞きに来てね!
(笑顔)
他にも、フィルヴェーク団あてに
仕事がどんどん舞い込んでるよ!
協会の軍隊追い返したとか
帝国と組んだとかって話が
もうウワサになってるみたい。
こりゃあ
ウハウハだねえ♪
モアナ
(ループ)
(通常)
帝国から来てる依頼があるよ。
早くやっちゃった方がいいんじゃない? 
   
   

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~しるべの塔~  
??? ベルフレイド総長閣下。
ベルフレイド (横顔)
ディアドラですか。
ディアドラ (通常)
例の子供たちは
ジャナム魔道帝国と
手を結んだようです。
ベルフレイド (通常)
また無益な争いが
拡がってしまいましたね。
嘆かわしいことです。
ひとつの道が成就する日を
心穏やかに待つだけで
人は救われると言うのに。
ディアドラ (考)
………
ベルフレイド (通常)
第8の書の確保を急いで下さい。
もうあまり時間がありません。
あれが手に入らなければ
恐るべき事態を招くことに
なりかねないのですから。
ディアドラ (通常)
わかっています。
すでにいくつか手を打ちました。
ベルフレイド (通常)
結構。
お願いしましたよ。
ディアドラ (通常)
はい。
ベルフレイド (通常)
あと4回…
ようやくここまで来たというのに
ままならぬものですね。
   
★ムービー★  
  (トビラからアトリが出てくる)
ホツバ おや…?
★ムービーここまで★
~屋上~  
ホツバ (驚)
ああ、兄さん!
ここにいたんでやすか!
シグ (驚)
ん?
どうかしたか?
ホツバ (困)
それが、ちょっとヘンなお客が
来てるんでやす。
トビラんとこまで来てくれやせんか?
シグ (困)
ヘンなお客?
~トビラのある場所~
ホツバ (通常)
お客さん!
連れて来やしたよ!
少年 (笑顔)
ああ、わざわざすみません…
(困)
あれ?
あなたがこの砦の主ですか?
シグ (通常)
ああ、そうだけど…
と言うか、つい最近そうなったけど。
少年 (困)
おかしいな…
(通常)
ああ、すみません!
名乗りもしないで考え込んじゃって。
(笑顔)
ぼくはアトリ。
見てのとおり、他の世界から
トビラを通って来ました。
シグ (驚)
オレはシグだけど…
おかしいって、何が?
アトリ (通常)
いえ、ぼくは前にも何回か
この世界に来たことがあって、
ここの砦の人とも知り合いなんです。
シグ (困)
…はあ?
アトリ (困)
でも、今日来てみたら
ぼくの知ってる人は
誰もいないみたいで…
どうしたんだろうと思って。
ホツバ (困)
は、はあ…
アトリ (通常)
ここの砦の主は
ぼくよりだいぶ年上の
戦士だったんです。
銀の髪に空色の鎧がよく似合ってて
すごくカッコ良かったんですけど…
知りませんか?
シグ (驚愕)
!?
ホツバ (困)
いやあ、わかりやせんねえ。
あっしらもここに来たのは
つい最近でやすが、その前に
人がいた気配はありやせんでしたよ?
アトリ (困)
そうですか…
百万世界の中には
よく似た世界もあるから
間違えたのかなあ。
(笑顔)
あ、お騒がせしてすみません。
それじゃ、失礼します。
ホツバ (困)
はあ、どうも…
  (アトリが帰っていく)
ホツバ (驚)
…あ、しまった。
(困)
この砦、というか森全部が
いきなり出て来たって話、
した方が良かったでやすかねえ。
(真剣)
さっきの兄さんの話と
なんか関係あるかも…
シグ (真剣)
………
ホツバ (困)
兄さん?
シグ (真剣)
…なあ、おっさん。
ホツバ (困)
は、はい?
シグ (真剣)
今のあいつが言ってた
銀の髪に空色の鎧の戦士って…
オレたちが本に触った時に見える幻…
あれに出て来るヤツのことじゃねえか?
ホツバ (驚)
あ、ああ!
言われてみりゃピッタリでやすね!
シグ (真剣)
さっきのあいつ、
また来ねえかな…
   
   

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