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～クエスト「仮面が取れなくなった！」を受ける～ |
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シグ |
(困)
仮面が取れねえって…
そんなことあんのか？ |
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モアナ |
(真剣)
あるから依頼して来たんでしょ。 |
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シグ |
(困)
わけがわかんねえ。
本人に確かめてみるか。 |
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？？？ |
痛い痛い痛い！！
もう引っ張るな！
ムリだって！！ |
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ヨベル |
(仮面付)
あ～～～、痛かった…
首がもげるかと思った！
ムチャしやがって… |
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シグ |
(驚)
うわ～～～…
ホントにピッタリくっついてて
ぜんっっっぜん取れねえな！ |
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ヨベル |
(仮面付)
だからそう言ったじゃないか！ |
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モアナ |
(驚)
あんた…それ、
呪いの仮面とかじゃないの？ |
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ヨベル |
(仮面付)
違うって！
これ、オレたちの田舎の方で
ハチを育ててる連中が
つけてる面なんだよ。 |
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シグ |
(驚)
ああ、顔を刺されねえようにか。 |
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ヨベル |
(仮面付)
そう。
そんな面に呪いなんか
かかってるわけないだろ。 |
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モアナ |
(驚)
わかんないよ～～～？ |
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ヨベル |
(仮面付)
呪いなら呪いでもいいから
解く方法が知りたいんだよ！
これじゃメシも食えない！ |
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？？？ |
大丈夫よ！ |
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モーリン |
(笑顔)
心配しなくてもいいわ、ヨベル。 |
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ヨベル |
(仮面付)
姉ちゃん！？
外し方、わかるのか！？ |
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モーリン |
(通常)
いいえ、残念だけど…
でも、ほら…
空気穴から口に管を差し込んで
流動食を流し込めば
食事はできるから大丈夫よ！ |
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ヨベル |
(仮面付)
それのどこが大丈夫だあっ！！ |
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モーリン |
(通常)
なによ！
飢え死にするよりマシでしょう！？ |
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モアナ |
(真剣)
…あ～～～あ。 |
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シグ |
(驚)
お！？
ヨベル！ ちょっと動くな！ |
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ヨベル |
(仮面付)
えっ！？ |
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シグ |
(真剣)
仮面の横にちょっとだけ
なんかハミ出してる！ |
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モアナ |
(驚)
あ！ ホントだ！
(考)
…これ、
ノリが固まったあとじゃない？ |
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ヨベル |
(仮面付)
ノリ！？ |
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シグ |
(真剣)
そうか…
誰かがノリで仮面
貼り付けちまったんだな！ |
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ヨベル |
(仮面付)
…姉ちゃん。 |
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モーリン |
(通常)
なによ？
まさか、わたしがやったと
思っているんじゃないでしょうね。 |
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ヨベル |
(仮面付)
他に誰がいるんだよ！？
姉ちゃん、前からずっと
仮面外すなって言ってたじゃないか！ |
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モーリン |
(通常)
ひどいわ！ 姉を疑うなんて！！
わたしがかわいい弟に
そんなことすると思うの！？ |
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ヨベル |
(仮面付)
かわいい弟に
殺し屋と戦えって言ったよな。 |
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モーリン |
(通常)
弟が姉を守って戦うのは
当然でしょう！！ |
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シグ |
(苦笑)
待て待て待て！
姉弟ゲンカはあとにしろ！
(通常)
モーリン、ホントに
あんたじゃねえんだな？ |
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モーリン |
(通常)
当然よ！
やるなら疑われないようにやるわ。 |
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ヨベル |
(仮面付)
やるのかよ！！ |
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シグ |
(苦笑)
だから姉弟ゲンカは
よせってのに。
(通常)
とにかく、犯人捜しより
仮面ひっぺがすのが先だ。
これじゃヨベルがかわいそうだろ。 |
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ヨベル |
(仮面付)
シグ…
あ、ありがとう… |
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モアナ |
(驚)
でも、思いっきり引っ張っても
はがれないようなスゴいノリなんて
見たことないよ？ |
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モーリン |
(通常)
あのバルザムという老人に
聞いてみたらどうかしら？ |
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シグ |
(通常)
発明じーさんにか？ |
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モーリン |
(通常)
あの人、いつも何か
作っているでしょう。
強力な接着剤なんかにも
詳しいと思うんだけど。 |
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シグ |
(真剣)
なるほど…
よし、聞いてみよう！ |
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(一度暗転) |
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シグ |
(通常)
…ってなわけなんだけど、
発明じーさん、こんなすげえノリって
知らねえか？ |
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バルザム |
(通常)
ふむ…
知っているも何も、その接着剤は
私がふだん使っているものだ。 |
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シグ |
(驚愕)
え！？ |
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バルザム |
(通常)
知らぬ間にビンがひとつ
なくなっていると思ったが…
誰かが持ち出して
イタズラに使ったようだな。 |
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シグ |
(真剣)
誰が…って、
そりゃ後回しでいいか。
発明じーさん、その接着剤の
引っぺがし方もわかるよな！？ |
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バルザム |
(通常)
むろん。
イカズラーの樹液を
塗ればよい。 |
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シグ |
(驚)
イカズラー…？ |
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バルザム |
(通常)
有肢植物目カズラー科の植物なら
どれの樹液でもあの接着剤を
分解できるのだが…
ヨベル君の顔まで溶けてしまう。 |
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シグ |
(驚愕)
うげっ！？ |
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バルザム |
(通常)
イカズラーの樹液だけが
人体に無害なのだ。 |
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シグ |
(真剣)
な、なるほど…
じゃあ、その樹液っての、
あるか？ |
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バルザム |
(通常)
ない。 |
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シグ |
(困)
はあ！？ |
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バルザム |
(通常)
言っただろう。
接着剤を分解するだけなら
どのカズラーの樹液でもいいのだ。
ゆえに、私は普通のカズラーの樹液しか
用意していない。
あの接着剤を人間に使うことは
想定していないからな。 |
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シグ |
(真剣)
なら、どうすりゃ手に入るんだ！？ |
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バルザム |
(通常)
イカズラーを捕らえるほか
ないと思うが…
あれはこの世界にはいないぞ。 |
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シグ |
(驚愕)
なにぃ！？ |
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バルザム |
(通常)
別の世界に棲息しているはずだ。
ランブル族ならわかるだろう。 |
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モアナ |
(真剣)
あー、イカズラーね。
知ってる知ってる。
名前どおりイカに似てて、
海で泳いでるよ。 |
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シグ |
(真剣)
どこの世界にいるか
わかるか？ |
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モアナ |
(通常)
うん、それは大丈夫。
でも、ヨソの世界じゃ
シグは
行けないじゃん？ |
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シグ |
(困)
…だよなあ。 |
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ヨベル |
(仮面付)
オレが行く！ |
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シグ |
(驚)
え！？ |
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ヨベル |
(仮面付)
そこまでわかったんなら
あとは自分でやる！
自分のことも自分でできないようじゃ
いつまで経ってもあんたには
近づけないからな！ |
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モアナ |
(笑顔)
おお～～～！ エライエライ！
男の子！
(通常)
でも、イカズラーって正式には
ダイオウイカズラーって言ってね。
デカズラーより
大きくて強いって話だよ？
ひとりじゃムリだと思うな。 |
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ヨベル |
(仮面付)
う… |
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モアナ |
(笑顔)
ってわけで、フィルヴェーク団で
イカズラーの樹液を取って来る仕事、
依頼されたことにしまーす！
そしたら助っ人連れてっていいよ！
仕事なんだから遠慮いらないし。 |
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ヨベル |
(仮面付)
そうか…
あ、ありがとう！ |
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モアナ |
(笑顔)
いえいえ！
その代わり、イカズラーの樹液、
あまったらちょうだいね！
バルザムさんの接着剤と一緒に売れば
めちゃくちゃ売れそうじゃない！？ |
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シグ |
(苦笑)
さすが商売人… |
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モアナ |
(笑顔)
それじゃ、仕事始めるなら
あたしに言ってね！ |
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