幻想水滸伝ティアクライス　セリフ集シャムスを問い詰める

幻想水滸伝ティアクライス　セリフ集
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... 2011/12/24 (Sat)

～太子宮～
シャムス	(笑顔) ああ、皆さん。無事に戻ってくれましたか。 …やはり怒っていますね。
シグ	(怒) ああ。いろいろ聞きてえことでいっぱいだ。
シャムス	(通常) 慌てないで下さい。順を追って説明します。
シグ	(真剣) 頼む。
シャムス	(通常) そうですね… まずは妹のことから。あの子はあなたがたと同じように書の内容を幻として見ることができます。しかしそれだけではなく、書の知識を引き出して文字の形に変える力も持っているんです。
シグ	(真剣) 読み手、とか言ってたのはそのことか？
シャムス	(通常) ええ。読み手の力がどういうものなのか、星の印とは違うのか、ぼくにはわかりません。ただ、帝国の魔道体系の基礎は過去何人もの読み手たちが書から引き出した知識だということ。そして、読み手の素質を持つ者はとても少ないということ。このふたつは知っています。
シグ	(真剣) 少ない…？
シャムス	(通常) 以前は他にも何人かいたようですが現在、国内で確認されている読み手はマナリルただひとりです。
シグ	(真剣) だからあの子はあんなことをやらされてるのか？
シャムス	(困) そうです… マナリルがどんなにつらくても、ぼくがどんなに心配しても、止めることはできません。あの子が引き出した知識で魔道を強化することができれば協会との戦いで死ぬ兵が減る。そういうことなのですから。
シグ	(真剣) それをオレたちに教えたかったのか？
シャムス	(通常) え？
シグ	(真剣) あんたが妹の様子を知りたかったんじゃなくて、オレたちに見せたかったんだろ？
シャムス	(笑顔) …わかってしまいましたか。 (通常) 確かに、協会から故郷を守るには帝国と同盟を結ぶのが最善の選択でしょう。 (真剣) でも、この国だって決して高潔な正義の権化などではない。それを知っておいてほしかったんです。
シグ	(真剣) …なんでオレたちにそんなこと教えてくれるんだ？
シャムス	(笑顔) さあ、なぜでしょう。ぼくにもよくわからない。あなたたちはぼくがこれまでに出会ったどんな人とも違う。だから何も知らないままで帝国に取り込まれたりしてほしくないのかもしれません。それとも、あなたたちなら何とかしてくれるんじゃないかとムシのいいことを考えているのかも。
シグ	(真剣) 何とか…か。オレ、あんたの話を聞いても納得できなかったらあの子を助けに行こうと思ってた。オレが勝手にやるんだからあんたには迷惑かけねえ、ってな。
シャムス	(通常) それで、話を聞いてみてどうでした？
シグ	(真剣) 選択肢 ①悔しいけど、納得いった。 ②やっぱり納得できねえ！
	①を選択した場合
シグ	(真剣) オレが考えなしに暴れたってどうにもならねえ。いや、もっと悪くなるかな。
	②を選択した場合
シグ	(怒) 納得できねえけど！それでも助けに行っちゃいけねえってわかっちまった！くそっ！こんな気分、初めてだ！イライラする！
(選択肢で変わるのはここまで)
シグ	(考) 何とかするどころかどうすりゃいいのかもわかんねえよ。
シャムス	(真剣) 今はそれでいいんです。もし妹を助けると言われたらぼくが止めたでしょう。 (笑顔) でも、妹を心配してくれてありがとうございます。
シグ	(考) …帰る。
シャムス	(通常) はい。ぼくの勝手な思惑のために呼びつけてしまってすみません。
シグ	(困) いや。
シャムス	(通常) 最後にひとつだけ。ムバルのことを悪く思わないで下さい。魔道院のカギをこっそりぼくに回してくれたのは彼なんです。
シグ	(真剣) そうか… 学者のおっさんが…
	『タージ』が同行者からはずれた