~本拠地・石板の間~ |
ゼノア |
(通常)
おや。
ずいぶんと気の張った顔つきだな。
(笑顔)
さては私に
愛の告白でもする気か? |
シグ |
(考)
…しねえよ。 |
ゼノア |
(通常)
なんだ、つまらん。
一字一句あまさず書き留めて
城じゅうの壁に貼り回れば
さぞ楽しかろうに。 |
リウ |
(困)
…楽しくねーよ。 |
ゼノア |
(通常)
で、愛の告白でなければ何用だ? |
シグ |
(真剣)
わかってんだろ?
星を宿す者のことだ! |
ゼノア |
(通常)
ふむ…
そう率直に聞かれると
面白くもなんともないが…
スクライブのところで
そこそこの知恵はつけて来たようだし
まあ教えてやってもいいだろう。 |
シグ |
(真剣)
ホントか!? |
ゼノア |
(真剣)
ウソだ。 |
シグ |
(怒)
おいっ!! |
ゼノア |
(笑顔)
冗談だ。怒るな。
何が聞きたいのか
言ってみろ。 |
シグ |
(考)
…じゃあ…
(通常)
選択肢
①そもそも星って何?
②書と星の関係は?
③星を宿す者になる条件は? |
|
①を選択した場合 |
ゼノア |
(笑顔)
言葉にしにくいことを
聞いてくれる。
(通常)
星とは、神とも精霊とも言えるし
そうでないとも言える何者か。
目に見えず、声も聞こえず、
触れることもできない存在だ。 |
シグ |
(考)
…それじゃ
なんにもわかんねーよ。 |
ゼノア |
(笑顔)
くくく…そう急くな。
(通常)
星は世界の行く道を示すとも、
見守っているとも言われ、
時として地上の命ある者に宿る。
宿ると言っても、取りつくだの
寄生するだのというわけではない。
重なりあって共にある状態とでも
言うしかないだろうな。
宿られた者は星の持つ特別な力を
ある程度使えるようになる。 |
シグ |
(真剣)
それが星の印か? |
ゼノア |
(通常)
そういうことだ。 |
|
②を選択した場合 |
ゼノア |
(通常)
星は世界の行く道を見守る光、
書は世界が来た道の記録。
ゆえに、触れれば反応する。
それが別の世界の書であってもだ。 |
シグ |
(真剣)
だから本の中身が
ちょっと見えるのか! |
リウ |
(真剣)
じゃあ、星の印ってのは? |
ゼノア |
(通常)
星たちは百万世界の全てに存在し
それぞれに様々な力や技を持つ。
例えば、天魁星であるおまえが
輝ける遺志の書に触れた時に
得られる星の印とは…
輝ける遺志の書が
もともとあった世界の天魁星が
持っていた力なのだ。 |
シグ |
(驚)
ほ~~~… |
|
③を選択した場合 |
ゼノア |
(笑顔)
それは星に聞いてもらわねば
わからんな。 |
シグ |
(考)
…おい。 |
ゼノア |
(笑顔)
これは本当だぞ?
まあ、全く見当が
つかないわけでもないが。 |
シグ |
(考)
それでいいから教えろよ。 |
ゼノア |
(通常)
星は世界の行く道を見守る光。
ゆえに、世界の行く道に関わる者に
宿るのではないかと考えられる。
昨日まで何でもなかった者が
立場や考え方が変わったとたん
星を宿すこともあり得るわけだ。 |
シグ |
(困)
ふ~~~ん…? |
リウ |
(困)
世界の行く道に
関わる者…ねえ? |
ゼノア |
(笑顔)
おまえたちが
そんな大層なモノだとは
少々信じがたいがな。 |
シグ |
(考)
…悪かったな。 |
|
(3つの選択全てを聞くと) |
ゼノア |
(通常)
さて、このあたりで
終わりにさせてもらおう。 |
シグ |
(考)
おい、待てよ!
まだ聞きてえことは
いっぱいあるぞ! |
リウ |
(困)
だいたい、ゼノアさんが何者かも
オレたちまだ知らねーんだし。 |
ゼノア |
(笑顔)
ふっ、残念だが私は
年下に興味がないのでな。
個人的なことは教えられん。 |
リウ |
(困)
…そーゆー話じゃねーよ。 |
ゼノア |
(通常)
しかし、少々意外ではあったな。
自分たちは星に選ばれたなどと言って
喜ぶかと思ったのだが。 |
シグ |
(通常)
いや、別にどうでもいいし。 |
ゼノア |
(通常)
ほう? |
シグ |
(通常)
オレたちは星を宿す者だから
戦ってるわけじゃねえ。
協会の悪さを止めてえからだ。
星がどうだろうと
オレたちのやることは変わらねえよ。
(笑顔)
ま、星の印のおかげで
いろいろ助かってるのは
確かだけどな! |
ゼノア |
(笑顔)
ふ…面白いことを言う。
だが、それは現に力を持っているから
言えることではないのか? |
シグ |
(真剣)
…ディルクも
そう思ったのかもしれねえな。 |
ゼノア |
(怒)
なんだ。
そういう反応をされると
つまらんな。
(通常)
今日はこれまでだ。
またいずれ、何か
話してやる気になるかもしれん。
気長に待つがいい。 |
リウ |
(笑顔)
…そーですか。 |
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ゼノア
(ループ) |
(通常)
またいずれ何か
話してやる気になるかもしれん。
気長に待つがいい。 |
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~石板の間を出ると~ |
リウ |
(通常)
あ、そうだ。
シグ、
これからどっか出かける? |
シグ |
(通常)
選択肢
①いや、別に。
②出かけるけど? |
|
①を選択した場合 |
リウ |
(通常)
ならいいんだけどさ。
オレ、当分ここを動けねーから。 |
|
②を選択した場合 |
リウ |
(笑顔)
じゃ、オレは留守番だなー。 |
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(選択で変わるのはここまで) |
シグ |
(驚)
え? なんで? |
リウ |
(困)
あのディアドラって女がここにも
乗り込んでくるかもしれねーだろ。
またトビラで誰か飛ばそうとしたら
オレがこの線刻の書の力で
止めなきゃ。
(通常)
…あの時、ばーさんが
やってくれたみたいにさ。 |
シグ |
(真剣)
そっか… |
リウ |
(笑顔)
ま、そんなわけだから
オレはしばらく出歩かねーで
のんびりするよ。 |
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『リウ』が同行者からはずれた |
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~本拠地・食堂~ |
ラジム |
(ヒゲを触る)
しかし…
リウがスクライブの長か。
村に初めて来た時、
出自をどうしても言わなかったのは
そういうわけだったんだな。
一族の長、ということは
立場は村長のわしと同じ…
いや、もっと上か?
(通常)
…なにやら微妙に
納得行かん気がするのは
なぜだろうな。 |
ラジム
(ループ) |
(ヒゲを触る)
リウがスクライブの長…
ううむ、どうもピンと来んな… |
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