~クエスト「折り入って相談」を受ける~ |
シグ |
(驚)
またこいつらか。
今度はなんだろうな。 |
モアナ |
(驚)
折り入って相談、ってのも
ヘンな依頼よねえ。 |
シグ |
(真剣)
ま、聞いてみるしかねえか。 |
モアナ |
(通常)
またミスラト川の入口ね! |
シグ |
(通常)
ああ。 |
~ミスラト川~ |
|
ゲシュッツ |
(通常)
来たな。 |
シグ |
(通常)
で、今度は何だって? |
ゲシュッツ |
(通常)
本国からフィルヴェーク団に
協力せよとの指示が来た。
よろしく頼む。 |
シグ |
(通常)
………
(困)
…はあ? |
ミーネ |
(通常)
…飲み込みの悪い子ね。 |
シグ |
(考)
そういうことは
飲み込めるように話してから言え。 |
ゲシュッツ |
(笑顔)
もっともだな。
(通常)
俺たちはライテルシルト連合王国軍の
特殊部隊、通称ヴェルファー機関に
所属している。
この地に来たのは
苛烈なる象徴の書を奪還するためだ。 |
シグ |
(考)
…いろいろ
よくわかんねえんだけど…
奪還、って取り返すってことだろ?
あれは帝国の本じゃねえのか? |
ミーネ |
(通常)
違うわ。
苛烈なる象徴の書はもともと
ライテルシルトのものだった。
わたしたちが使う銃も
あの書から得た知識をもとに
開発されたのよ。 |
シグ |
(驚)
そ、そうだったのか!? |
ゲシュッツ |
(通常)
今でこそ我が祖国とジャナム帝国は
友好的な関係を築いているが
過去には激しく争った時代もあった。
あの書はそのころの戦いで
我が祖国から奪われ
ジャナムに持ち去られたんだ。 |
シグ |
(驚)
はあ… |
ミーネ |
(通常)
後に停戦した時、
連合王国は書の返還を求めなかった。
だから公式には
苛烈なる象徴の書は
ジャナム帝国のもの。
でも、それが納得できない人も
連合王国には少なくないの。
何十年も経った今でもね。 |
シグ |
(真剣)
それであんたたちが
取り返しに来たのか? |
ゲシュッツ |
(通常)
ジャナムと表だってことを構えぬよう
隠密に、な。
だから俺たちは今まで
身元を明かさなかったんだが…
しかし、事情が変わった。 |
シグ |
(驚)
事情? |
ゲシュッツ |
(通常)
実はな…ひとつの道の協会は
我が祖国にも勢力を
拡げようとしている。 |
シグ |
(驚愕)
なんだって!? |
ミーネ |
(通常)
間に海があるから
まだ本格的に乗り込んで来ては
いないけれどね。
それでも協会の理念とやらに
毒される者が
少しずつ増えているのは確かよ。 |
ゲシュッツ |
(通常)
連合王国としては協会の進出を
これ以上許すわけにはいかない。
苛烈なる象徴の書は後回しでいいから
協会と戦っている者たちに協力せよ。
…という命令が来たわけだ。 |
ミーネ |
(通常)
飲み込めたかしら? |
シグ |
(真剣)
…まあ、なんとなく。 |
ゲシュッツ |
(通常)
これでようやく話を元に戻せるな。
そういうわけだからよろしく頼む。 |
シグ |
(通常)
選択肢
①ああ、よろしく!
②いや、ちょっと待て。 |
|
①を選択した場合 |
ミーネ |
(通常)
…不用心な子ね。
そんなに簡単に信じていいの? |
シグ |
(笑顔)
オレたちを騙す気なら
もっとわかりやすい話にするだろ。
最初、本を見学したいとか
言って来たみたいによ。 |
ゲシュッツ |
(笑顔)
まあ、そうだな。 |
ビュクセ |
(通常)
……… |
|
②を選択した場合 |
ゲシュッツ |
(通常)
不満か? |
シグ |
(真剣)
命令だったら何でも
そのとおりにするのか? |
ミーネ |
(通常)
それがまともな軍というものよ。
末端が命令を聞かない軍隊なんて
山賊海賊よりタチが悪いわ。 |
ゲシュッツ |
(通常)
待て、ミーネ。
この少年はそういうことが
聞きたいのではないだろう。
俺たちは祖国を大事に思っている。
命令に従うのは祖国のためだ。
…これでいいか? |
シグ |
(通常)
そっちのふたりは? |
ミーネ |
(通常)
そうでなければ
こんな遠くに出張させられる前に
軍なんか辞めてるわ。 |
ビュクセ |
(通常)
…同じく。 |
シグ |
(笑顔)
わかった!
それならいい! |
|
(選択で変わるのはここまで) |
シグ |
(笑顔)
フィルヴェーク団にようこそ!
歓迎するぜ! |
|
『ゲシュッツ』が仲間となった |
|
『ビュクセ』が仲間となった |
|
『ミーネ』が仲間となった |
~3階居住区~ |
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ゲシュッツ |
(通常)
苛烈なる象徴の書を見せてもらったよ。
その時、俺も不思議な体験をした。
ミーネとビュクセもだ。
俺たち全員、星を宿す者…とか
言うものだったようだな。
星を宿す者だから
見えざる何かに導かれて
ここへやって来たのか…
(笑顔)
おっと、これでは
協会の考え方と同じだな。
(通常)
そうでないとすると…
ここへ来たから星を宿す者に
なったということか。 |
ゲシュッツ
(ループ) |
(通常)
いずれにせよ、俺たちは協会の脅威が
ライテルシルトに及ばぬよう
ここで全力を尽くすだけのことだ。 |
ミーネ |
(通常)
…あなた、
やはり不思議な子ね。
こんな、ただの寄せ集めにしか
見えない組織を率いて
協会と戦って来たなんて…
星の印を使える者ばかりだから、
というのも理由のひとつでは
あるでしょうけれど…
それだけでは
単純な戦力の説明にはなっても
結束力の説明にはならない。
あなたとフィルヴェーク団の
強さの秘密、しっかりと
見極めさせてもらうわ。
(笑顔)
ああ、もちろん
協力だって本気でするつもりよ。
(通常)
もしフィルヴェーク団が
敗れてしまったら、祖国が協会と直接
ぶつかることになるのだから。 |
ミーネ
(ループ) |
(通常)
協力は惜しまないわ。
わたしたちにできることなら
何でも言って。 |
ビュクセ
(ループ) |
(通常)
……… |
|
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