~ギネの谷~ |
怪しい女 |
(通常)
…あなた、書を持っていますね。
フィルヴェーク団の関係者ですか? |
シグ |
(驚)
え!?
なんでわかるんだ!? |
怪しい女 |
(通常)
聞きたいことがあります。
フィルヴェーク団の軍師は
スクライブの長だというのは
本当ですか? |
シグ |
(通常)
選択肢
①ああ、本当だ。
②なんで答えなきゃいけねえんだ? |
|
①を選択した場合 |
怪しい女 |
(通常)
…そうですか。 |
|
②を選択した場合 |
怪しい女 |
(通常)
…本当のようですね。 |
|
(選択で変わるのはここまで) |
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(怪しい女が去る) |
シグ |
(考)
おい! あんた!
なんなんだよ!?
カンジ悪いヤツ… |
~クエスト「スクライブの長に会いたい」を受けると~ |
モアナ |
(驚)
スクライブの長って
リウのことだよね。
怪しいなあ。 |
シグ |
(真剣)
そう言や、いつだっけ…
ヘンな女にフィルヴェーク団の軍師は
スクライブの長かって聞かれたぞ。
あいつじゃねえかな。 |
リウ |
(笑顔)
ちょっと気になるから
一応、行ってみるよ。
ここの表門出てすぐのとこだろ?
ヤバそーだったら
すぐ逃げ込めるし。 |
シグ |
(真剣)
オレも一緒に行く。 |
リウ |
(笑顔)
おー!
団長自ら護衛してくれんの?
オレも大物だなー! |
~フレセリアの森~ |
シグ |
(真剣)
あ!
あの女…やっぱり! |
リウ |
(通常)
オレに会いてーっての、あんた? |
怪しい女 |
(通常)
秘枢たる線刻の書…
ではあなたがスクライブの長
リウ・シエンですね。 |
リウ |
(真剣)
あんたも…
スクライブか? |
怪しい女 |
(顔の覆いを外す)
ええ。 |
リウ |
(驚)
なっ!? |
シグ |
(驚)
赤いイレズミ…? |
リウ |
(真剣)
あ、あんた…
流刑者か! |
ミュン・ツァン |
(顔の覆いを外す)
そうです。
私はミュン・ツァン。
この赤い線刻は
樹海を永久追放された者に
与えられる罪の烙印。 |
リウ |
(真剣)
お、オレに…
何の用だ? |
ミュン・ツァン |
(顔の覆いを外す)
確認したいことがあるのです。 |
リウ |
(真剣)
確認…? |
ミュン・ツァン |
(顔の覆いを外す)
あなたが生まれる前か、
直後のことです。
あなたは知らないでしょう。
当時私は、スクライブも樹海を出て
協会に対し積極的に対抗するべきだと
主張していました。 |
リウ |
(真剣)
えっ!? |
ミュン・ツァン |
(顔の覆いを外す)
しかし、ラオ・クアン様をはじめ
一族は誰も私の意見に
耳を貸そうとしなかった。
だから私は、ラオ・クアン様から
秘枢たる線刻の書を奪って
自ら長になろうとしました。 |
リウ |
(驚)
なんだって!? |
ミュン・ツァン |
(顔の覆いを外す)
その結果が…
この赤い線刻です。 |
リウ |
(真剣)
……… |
ミュン・ツァン |
(顔の覆いを外す)
樹海に戻ることを禁じられた私は
十数年間、各地をさまよいながら
自らの罪を考え続けました。
しかし…
リウ・シエン。
あなたは私がやろうとしたことを
そのままやっている。
樹海を出て協会に対抗している。
しかも、ラオ・クアン様に認められ
線刻の書を正式に継承した上で。 |
リウ |
(驚)
っ!? |
ミュン・ツァン |
(顔の覆いを外す)
なぜ私は追放され、
なぜあなたは認められたのか。
それを確認したいのです。
リウ・シエン。
私に示して下さい。
あなたは私より優れていると。
秘枢たる線刻の書を得るに
ふさわしいのだと。 |
リウ |
(困)
そ、そんなこと言われても… |
ミュン・ツァン |
(顔の覆いを外す)
でなければ私が
線刻の書をもらい受けます。 |
リウ |
(驚)
なにっ!?⇒戦闘へ |
|
(戦闘終了後) |
ミュン・ツァン |
(顔の覆いを外す)
くっ…
あ、あなたの方が…
優れているということですか… |
リウ |
(真剣)
…そうじゃねーよ。
ばーさんはきっと、そんな理由で
オレを選んだんじゃねー。 |
ミュン・ツァン |
(顔の覆いを外す)
で、では…
私と、あなたの…
何が違うと言うのです…? |
シグ |
(真剣)
それがわかんねえから
ダメなんだろ、あんたは。 |
ミュン・ツァン |
(顔の覆いを外す)
部外者が、何を… |
??? |
彼の指摘は正鵠を射ている。 |
|
(ルオ・タウが現れる) |
ミュン・ツァン |
(顔の覆いを外す)
る、ルオ・タウ… |
ルオ・タウ |
(通常)
君は変わらないようだな。
ミュン・ツァン。
自分とリウ・シエンを同じだと言う
その認識こそ、ラオ・クアン様に
拒絶された理由だというのに。 |
ミュン・ツァン |
(顔の覆いを外す)
な、なに…!? |
ルオ・タウ |
(通常)
例えば…
樹海に戻って来た時、すでに
リウ・シエンには多くの友がいた。
しかし、君はひとりだ。
あの時も、今も。 |
ミュン・ツァン |
(顔の覆いを外す)
っ!? |
ルオ・タウ |
(通常)
それがどういうことか、
君は本当にわからないのか? |
ミュン・ツァン |
(顔の覆いを外す)
くっ…!! |
|
(ミュン・ツァンが走り去る) |
シグ |
(真剣)
…行っちまった。 |
リウ |
(笑顔)
何が違う、って言われても
オレだってうまく説明できねーけど
…わかんねーかなあ。 |
ルオ・タウ |
(通常)
理解できないのではなく
理解することを拒んでいるように
私には感じられるが。 |
シグ |
(真剣)
かもな。 |
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