~草原の遺跡~ |
シグ |
(困)
ここか?
別になんにもねえんじゃ… |
ガドベルク |
(通常)
ムールゲント様!
ガドベルクでございます! |
シグ |
(驚)
えっ!? |
|
(何者かが遺跡の奥から出てくる) |
シグ |
(驚愕)
うわっ!?
なんでこんなとこに人が!? |
謎の男 |
(通常)
ガドベルクか。
久しいな。 |
ガドベルク |
(通常)
まことに。
ムールゲント様もお変わりなく。 |
シグ |
(驚愕)
え…えっ!?
ムールゲントって…
ユラが言ってた伝説の剣聖…!? |
ムールゲント |
(通常)
そのような大層なものではない。
フィルヴェーク団の
シグ殿。 |
シグ |
(驚愕)
オレのことも知ってんのか!? |
ムールゲント |
(通常)
むろん。
かつての我などより御身こそ
後の世に伝説と語り継がれる英雄の
資質を備えておろう。 |
シグ |
(困)
い、いや、
そんなこと言われても… |
ムールゲント |
(通常)
して、ガドベルクよ。
我に何用か? |
ガドベルク |
(通常)
は。
クロデキルド様はついに
宝剣の封印を解かれました。
それを知ってか、あるいは偶然か、
北辰皇国の戦巫女もこの地に
参っております。
ムールゲント様にも
お戻りいただくべき時かと。 |
??? |
そうしていただけると
わたくしも嬉しゅうございますわ。 |
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(ユラが遺跡に入ってくる) |
ガドベルク |
(通常)
なっ!? |
シグ |
(驚愕)
誰だっ!?
ユラ!? |
ユラ |
(通常)
申しわけありません。
尾行などという下品なことは
できればしたくなかったのですが。 |
ムールゲント |
(通常)
見事な穏形だ。
北辰皇国の戦巫女よ。
御身がこの遺跡に入るまで
我も気づかなんだ。 |
ユラ |
(笑顔)
やはり先に気取られていたのですね。
さすがは伝説の剣聖様。 |
シグ |
(怒)
おい、ユラ!
どういうことだよ!? |
ガドベルク |
(通常)
やはり、このために
フィルヴェーク団に… |
ユラ |
(通常)
否定はいたしませんけれど
それが全てでもありません。
フィルヴェーク団に
身を置かせていただいているのは
皆様と目的を同じくするがゆえ。
そのことに
偽りはございません。 |
シグ |
(真剣)
けど、このじいさんも
捜してたんだな? |
ユラ |
(通常)
はい。
ムールゲント様の伝説は
わたくしの国にも残されております。
実在しておられるならば
同じ双剣使いとして
ぜひ一度お手合わせ願いたいと…
思い焦がれておりました! |
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(ユラがムールゲントに襲い掛かる) |
シグ |
(驚愕)
ユラっ!?⇒戦闘へ |
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(ユラが勝った場合) |
ムールゲント |
(通常)
うむ…見事である。 |
ユラ |
(通常)
そのように手を抜いて
お相手いただいたのでは
喜ぶわけにもまいりません。 |
ムールゲント |
(通常)
御身の剣気にも
殺意は乗っておらなんだゆえだ。
ならばこそ、シグ殿も
止めなんだのであろう。 |
シグ |
(真剣)
まあな。
マジでやる気だったら
黙って見ちゃいねえよ。 |
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(ユラが負けた場合) |
ユラ |
(笑顔)
ふう…やはり伝説の剣聖様、
わたくしなどの及ぶところでは
ございませんね。 |
ムールゲント |
(通常)
御身の剣気に殺意が乗っておれば
結果は違ったやもしれぬがな。 |
ユラ |
(通常)
わたくしが手を抜いたと? |
ムールゲント |
(通常)
でなければシグ殿が
止めたであろうよ。 |
シグ |
(真剣)
まあな。 |
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(勝敗で変わるのはここまで) |
ユラ |
(通常)
すっかり見抜かれて
おりましたのですね。
少々恥ずかしゅうございます。 |
ガドベルク |
(通常)
い、いや…
わしなどには
本気の斬り合いとしか… |
シグ |
(苦笑)
そりゃムリねえよ。
オレだって最初はビビったし。
どっちもすげえよ! |
ユラ |
(笑顔)
恐れ入ります。 |
ガドベルク |
(通常)
しかし、ユラ殿。
貴殿はムールゲント様を捜し出し
なんとするおつもりですかな? |
ユラ |
(通常)
あなた様と同じでございます。 |
ガドベルク |
(通常)
なんと!? |
ユラ |
(通常)
いま、ムールゲント様ほどのお方が
このように隠棲しておられるのは
あまりに大きな損失…
いえ、もはや罪であるとさえ
申し上げてよろしいでしょう。 |
ムールゲント |
(通常)
……… |
ユラ |
(通常)
あなた様の継承者たる
クロデキルド様も
全てを賭け戦っておられます。
あなた様も事情はさておき
シグ様の戦列に
加わっていただくべきかと。
(笑顔)
そうお思いになりますでしょう?
シグ様も。 |
シグ |
(驚)
えっ!?
そ、そりゃまあ…
こんなすげえじーさんが
ウチに来てくれりゃ
すげえ嬉しいけどよ。 |
ガドベルク |
(通常)
ムールゲント様… |
ムールゲント |
(通常)
…そうよな。
ディバインエッジの今代の主と
肩を並べるも良かろう。 |
シグ |
(驚)
それじゃ… |
ムールゲント |
(通常)
もとよりガドベルクも
我に同じことを望んでおった。
応えるべき時であろう。 |
シグ |
(笑顔)
やった! |
ムールゲント |
(通常)
ただし、我がここに至る経緯は
聞かれても何も答えられぬ。
それでも良いか? |
シグ |
(困)
う~~~ん…
よくわからねえヤツが
どんどん増えていくけど…
(笑顔)
ま、いいか!
よろしくなっ!! |
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『ムールゲント』が仲間となった |
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『ガドベルク』が同行者からはずれた |
~本拠地・工房~ |
ムールゲント |
(通常)
早速、クロデキルド王女や
剣士メルヴィスに問い詰められた。
我が素性は明かせぬとしか
答えられぬのは少々心苦しいが
それもやむなきことゆえ。 |
ムールゲント
(ループ) |
(通常)
クロデキルド王女は
アストラシア剣術の象徴と呼ぶに足る。
ディバインエッジは良い主を得た。 |
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